労働相談Q&A
9 労働組合について教えてください。

労働組合の役割は、雇用・労働条件を守ること、そのためによりよい職場をつくることです。

 

使用者に対して、賃金・労働時間等の労働条件、雇用、配転、リストラ、いじめ(パワハラ、セクハラ等)、解雇などの問題を一人ひとりが個々に会社に要求しても、なかなか改善には結びつきません。また、一人で会社に要求するのはとても勇気がいることです。労働組合があれば、職場の様々な問題を会社側と対等な立場で交渉する権利が保障されます。また、職場全体の問題・課題については、労働組合と使用者の労使交渉や、職場活動による解決・改善が大変有効です。
労働組合の権利「労働三権」(団結権、団体交渉権、団体行動権)は、憲法第28条で保障されています。誰でも労働組合をつくれますし、加入することができます。また、労働契約や就業規則より有利な「労働協約」についても、労働組合だけが使用者と結ぶことができます。又、このような行動をとったことを理由に、使用者は解雇等・不利益な取り扱いを行うことは禁じられています。(労働組合法第7条)
労働組合の役割は、雇用・労働条件を守ること、そのためによりよい職場をつくることです。健全な労使関係を築き、組合の要求(低賃金、賃金不払い、長時間労働、いじめその他)を一つ一つ実現させて、より良い職場環境をつくり、企業や団体の健全な発展に努めることが労働組合の役割です。
連合東京(2018年現在約118万人)は、123万人組織(アクション123(ワン・ツー・スリー))をめざして活動しており、連合東京は労働組合づくりを強力・積極的にサポートします。お気軽に相談員にご相談ください。
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