2020年02月のニュース
連合三多摩ブロック地協は、２月１日（土）、日本工学院八王子専門学校片柳記念ホールにおいて、パラスポーツＰＴ委員を中心に、連合三多摩役員のみなさん10名で「第20回全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会」（男子49�垉蕁�54�垉蕁砲魎兩錣靴泙靴拭�今大会は、東京パラリンピック前では国内最大級の大会で、男子９階級、女子６階級に計49人が出場、海外からも招待選手３人が参加しました。昨年に続き、今年も同専門学校の学生が大会運営に参加、裏方役を務め大会を盛り上げました。
八王子市開催にあたり、冒頭、来賓の石森八王子市長からも「参加される選手のみなさんが、日々練習の成果を存分に発揮されることを心から祈っております。また日本工学院八王子専門学校の学生たちが日々の学びから得た高度な技術等を活かして大会運営に携わっており、21の大学等が立地する全国でも有数の学園都市である本市の強みが発揮出来ていることを大変うれしく思います。」とご挨拶がありました。
同専門学校にはジムやアスリートのトレーナーを養成するコースがあり、一昨年春から同コースの学生が同連盟所属の選手のトレーナーを務めてきました。また、デザイン、映像、音楽、ＩＴなどのコースもあることから、各コースの学生が司会やテーマ曲の作曲、試技の成功・不成功を示す判定ランプの製作等、さまざまな分野を担っており、エネルギー溢れた華やかな演出が際立っていました。
パラ・パワーリフティングは、下肢に障害のある人のベンチプレス競技。男女各階級とも３回の試技を行い、成功した重量を競います。ベンチ上にあおむけに横たわった選手はバーベルをいったん胸の上で止め、再び持ち上げ静止させてから下ろします。三つのランプのうち、白のランプが二つ以上点灯すれば成功。バーベルを斜めに持ち上げたり、静止が不十分の場合は不成功と判定され、非常に繊細なものです。
入場から試技開始までの制限時間は２分。緊張と集中の瞬間を見逃せません。上から撮影した、選手たちの緊張感のある映像が大型スクリーンに映し出されるごとに大きな拍手が沸き上がりました。午前の部は、男子49キロ級で西崎哲男選手が見事日本新記録（135.5kg）をたたき出しました。
初めて観戦したパラスポーツPT委員からは「これほど緊張感のある種目だと想像していなかった。」「一見の価値あり。たくさんの人にパラスポーツを知ってもらうことが重要だと思った。」などの感想をいただきました。
君のパワーが世界を動かす。今夏のパラリンピックに向けて、三多摩地域で盛り上げることはさることながら、パラリンピックを終着点にするのではなく、今後もパラスポーツを応援し、盛り上げいきます！
