連合東京ニュース

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2020.02.08
連合東京「2020賃金・経営分析セミナー」を開催しました

 連合東京は、2月8日(土)10時より「2020賃金・経営分析セミナー」を開催しました。2020春闘交渉を迎える時期ということもあり、連合加盟・未加盟あわせて23労働組合43名の参加者が集まりました。

 午前中は賃金制度を中心に、冨士野淳さん(特定社会保険労務士・フジノオフィス)から「賃金制度の考え方」「賃金要求作成のポイント」「労使交渉の在り方」について学びました。まずは賃金に関する労働関連法を理解すること、自分たちの労働条件・年収実態を把握したうえで、いかに賃金要求を組み立てていくかが労働組合の役割として具体的事例もご紹介いただきました。
 
 午後は企業の財政状況を把握するための経営分析を、水越信男さん(富士社会教育センター参与)より講演いただきました。
 労働組合は経営に対するチェック機能が求められ、賃金要求を行うためには、自社の財政状態を的確に把握していなければ要求できません。そのためには貸借対照表と損益計算書の経営数値から、安全性や収益性、生産性、成長性、効率性などを分析して、要求を組み立てることを学びました。参加者は自組織の財務諸表に沿ってそれぞれ経営分析を行い、前年度との比較や同業他社との比較などにも役立てられるということも併せて教わりました。

 連合東京は、これからもすべての労働組合が「月例賃金水準にこだわる春闘」「すべての労働者の立場に立った働き方改革の実現」にむけ取り組むことができるよう、様々な支援を継続していきます。

 


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