東部ブロック地協

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2019.10.07
労働者自主福祉運動推進会議共同セミナー〜マンションの防災対策について〜学ぶ
 10月7日(月)、労働者自主福祉運動推進会議は第1回会議とその後、共同セミナーを開催しました。講師は2015年にもお越しいただき、講義を受けた危機管理研究所の代表で危機管理アドバイザー、国崎信江氏を招き「マンションの防災対策について〜備えと発災時・被災後の対応〜」について講義を受けました。
 国崎さん曰く「地震が起きても自宅で暮らせる備えをしてください!3日間の備蓄では話になりません。最低限10日間の備蓄をしてください。そして時間のあるときに、自宅で被災者の疑似体験是非してみてください。ガス・水道・電気を止めてする被災者生活の疑似体験は、節約にもなり、その体験から被災時に必要なものは何か得ることもでき、不便な生活をすることで本当に被災した場合に慌てない、等メリットが必ずあります。さらにマンションで地震が起きた場合、パニック状態の中、いろいろな指示を出しても混乱します。それを避けるため、是非、時間があるときにFMボックス(ファーストミッションボックス)を作って置いときましょう。FMボックスとは、被災時に多くの言葉で指示を出しても混乱し、パニックになるおそれがあるため、あらかじめ管理組合等で作成しといて、いざ緊急時にはそのカードを読めば誰でも実行できるものとなります。何をすれば良いか一目でやるべきことが分かるように記載されていれば、パニックも防げます。これがあればある程度の混乱は解消されます。是非、取り掛かってみてください」と講義。
 これから起こりえる大惨事には前もって準備をすることが大事であることを痛感させられたセミナーとなりました。参加者は39名でした。
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