中南ブロック地協

この記事を印刷する

2019.09.17
連合港地区協「福島第一原子力発電所」視察実施
 連合港地区協は、9月16日、三役・幹事会終了後、福島第一原子力発電所を視察するため、一路福島へ向かいました。今回の視察にあたっては東京電力労働組合の方にご尽力いただき、実現しました。

 いわき市内にて前泊し翌17日、8時20分に宿を出発、まず双葉郡富岡町にある東京電力廃炉資料館へ。地震、津波発生から電源喪失、水素爆発、メルトダウンに至る事故の経緯と現地従業員の懸命な対応等、そして汚染水対策や廃炉にむけての取り組み・進捗について映像や展示資料を通して説明していただきました。
 その後視察用バスにて、福島第一原子力発電所へ。厳しいセキュリティチェックの後、再びバスに乗り発電所施設を視察しました。廃炉に向けた大規模な工事・作業が行われている一方で、津波や爆発事故の傷跡も残っており、あらためて災害・事故の大きさを感じました。
 事故当初大変厳しいと伝えられていた労働環境についても、新事務棟・作業員休憩所の設置、被爆放射線量低減に向けた取り組みなど改善が行われていました。
 防護服を着用せずに作業できるエリアも広がっており、私たちも胸に線量計をつけ、バスで原子炉建屋の近くも視察しましたが、被爆線量はほとんど「0」といった状況でした。
 
 今回の視察は、一言では語れない貴重で有意義な視察でした。参加した皆が、それぞれの胸に刻み帰宅の途へつきました。ご準備いただいた皆さん有難うございました。連合港地区協は、これからも視察や学習会などを行い、様々な知見を高め政策・制度実現活動などに生かしてまいります。ご参加の皆さんお疲れ様でした。

IMG_7304.JPG

IMG_0466.JPG

IMG_9302.JPG

IMG_9249.JPG

ページトップへ戻る